R3年に保育士試験に合格しました。実技試験の結果はギリギリで合格!練習したことや当日の様子、造形の再現絵と結果をお伝えします。
練習と準備
私は歌もピアノも得意ではないので、造形と言語を選択しました。桜子先生のツイッターで実技試験のアドバイスもしてくださっています。言語のシナリオもホームページから購入することができるので、購入しました。言語はいくつか選択肢があるのですが、私は「3びきのやぎのがらがらどん」を選択。購入したものに少しアレンジを加え、毎晩子どもたち相手に練習をしました。言語は読み聞かせではなく、何も持たずに、物語を暗記して、目の前にこどもたちがいるという設定でこどもたちに向けてお話をします。「がらがらどん」は、今どのヤギが橋を渡っているのか、を話の途中で忘れてしまわないように集中しないといけませんでした。身振り手振りは”がたんごとん”と足音が鳴るシーンで手をヤギの足に見立てて動かしました。小さいヤギの時はちいさめ、2ばんめヤギは普通、大きいヤギは上半身と腕を使って大きく。他にも「おおきなかぶ」や「3びきのこぶた」も選択肢にありました。
造形は過去問を数年分描いて時間を測りながら練習しました。100円ショップで試験で使われる「ケント紙」も購入して練習しました。色鉛筆は家にあったものを使用。顔はシンプルに、園児は男の子と女の子と両方混ぜて。保育士は女性で、髪はロングで一つ結び、チェック柄のエプロンをしている、など何となく人物の定型を作っておきました。園庭や保育室内の背景に描くものも決めておきました。
服装はユニクロで白い襟付き半袖シャツと黒いズボンを購入。靴は黒のパンプス。面接に行く感じの恰好でした。もう少しオフィスカジュアルな感じでも良かったのだと思うのですが、見た目で落とされるのは絶対もったいないので、これなら絶対大丈夫でしょ、という服装で行きました。髪も後ろで一つに結び、アクセサリーもなしです。(当日は本当にいろんな格好の受験生の方たちがいました)
当日の様子
実技試験は会場に着くとひとりひとりの試験のスケジュールが書かれた紙をもらいました。造形の試験は最初に一斉に行われます。私が受けた試験は「砂遊び」①シャベルやスコップなどの道具を使って、砂遊びを楽しんでいる様子を描く②園庭での砂遊びの様子が分かるように描く③子ども3人以上、保育士1名以上を描く④枠内全体を色鉛筆で着彩すること でした。色は塗っていませんが、私が試験後に描いた再現の絵がこちら↓鉛筆で下絵を描いて、色を塗って…としたので、鉛筆の下絵はほぼ消さずにそのままでした。それが良かったのか悪かったのかは分かりませんがとりあえず合格はしました。
次は言語の試験です。ひとりずつ、試験官が待つ部屋に入室します。廊下で待っていると中の声が聞こえるのでかなりドキドキしました。入るときに「失礼します。よろしくお願いします。」とあいさつをして、椅子にどうぞ、と言われたら座ります。試験は3分間。試験官の方は2名。タイマーをセットし、はじまりました。試験はマスクをしたままだったので、できるだけ目も笑顔で、練習したがらがらどんをやったのですが…緊張のあまり早口になってしまったようで、15~30秒ぐらい時間が余ってしまいました。(正確な時間は分からないのですが、かなり長く感じました。)どうすることもできないので、私の前にいる設定の想像の園児たちににこにこ笑いかけ続けました。タイマーが鳴ったら、「ありがとうございました」とにこやかに言って退出。
結果は…
50点満点中、造形が36点、言語が30点でしたー!またもやギリギリ!言語なんて落とされても文句は言えなかったと思いますが、にこにこ優しそうな試験官の方が合格点をつけて下さったのだと思います。ありがたい…!その後、保育士として働くためには都道府県知事への登録手続きが必要になります。すぐに働く予定はなくても、忘れると困るので、合格したら早めに登録の手引きを取り寄せた方がいいです。(詳しくは結果の通知に書かれています。)
終わりに&これから
無事に資格を取ることはできましたが、まだ実際に仕事はしていません。一番下の子が小学生になったら、探すつもりにしています。できれば障害児の療育に関わるところがいいなと思っています。保育業界は給料も安いしキツいという話はよく聞きますが、子どもにとって、小さい頃にどのような環境でどう接してもらえるかというのはとても重要なことだと思っています。まだ現場に出ていないので自分がどれくらいやれるか分かりませんが、子どもたちのために頑張りたいと思います。
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